出張が多いビジネスパーソンには、実は大きな「隠れた特権」があります。それが会社の経費を使ってマイルやポイントを貯められること。交通費も宿泊費も会社が払ってくれるなら、あとはポイントだけがまるまる自分のものになります。うまく活用すれば、年間で無料の海外旅行が実現することも夢ではありません。
出張族がマイルを貯めやすい理由
一般の人が年に1〜2回しか乗らない飛行機に、出張族は月に何度も乗ります。新幹線・ホテル・タクシーなどの費用も含めれば、年間数十万円〜数百万円分の経費が動くケースも珍しくありません。この経費を個人のクレジットカードや会員番号で支払えるなら、ポイントはすべて自分のものになります。
まず確認すること:会社のルールをチェック
ポイント活用の前に、会社の経費規定を必ず確認しましょう。「個人カードで立替→精算OK」の会社なら、ポイントは自分のもの。法人カードが支給されている場合は、ポイントの帰属が会社になることもあります。まず総務・経理に確認するのが最初のステップです。
航空会社のマイルを貯める

飛行機出張がある人は、ANAまたはJALどちらかの会員番号を予約時に必ず入力しましょう。会社が航空券を手配する場合でも、搭乗者の会員番号を伝えればマイルは個人に積算されます。
1回の出張でたとえば東京〜大阪往復なら約1,000〜2,000マイル。月2回なら年間2〜4万マイルが貯まり、国内線の特典航空券(往復)に交換できる水準です。
おすすめの航空系クレジットカード
立替精算が認められている場合は、マイル還元率の高いカードで支払うと二重取りができます。
- ANA VISA/Masterカード:ANAマイルが貯まりやすく、年会費も比較的安い
- JALカード:JALマイルに特化。ショッピングマイルプレミアム加入で還元率UP
- アメックス・プラチナ:ANAもJALも移行可能。ラウンジ利用特典も豊富
ホテルのポイントを貯める
宿泊費も会社持ちなら、ホテルのロイヤリティプログラムに登録するだけでポイントが貯まります。出張族が特に活用しやすいプログラムを紹介します。
- マリオット ボンヴォイ:世界中のホテルで使え、航空マイルへの移行も可能
- ヒルトン・オナーズ:国内外のヒルトン系列で利用でき、無料宿泊に交換できる
- 東横INNクラブ:国内出張に最適。10泊ごとに1泊無料になる
- アパホテルのアパポイント:全国展開で使いやすく、ポイント還元率が高い
出張のたびに同じチェーンを使うことで、上位会員ステータス(ゴールド・プラチナ)に昇格でき、朝食無料・部屋アップグレードなどの特典も受けられます。
新幹線もポイントを忘れずに

新幹線はエクスプレス予約(EX予約)に登録すると、乗車のたびにポイントが貯まります。貯まったポイントはグリーン車へのアップグレードや割引に使えます。また、ビューカードでチャージしたSuicaを使うと、交通費でもJREポイントが二重で貯まります。
年間どれくらい貯まる?シミュレーション
例として、月に新幹線出張2回+ホテル2泊のケースで試算してみましょう。
- 新幹線(東京〜大阪往復×2回):約28,000円 → 約280ポイント
- ホテル(1泊8,000円×2泊×2回):約32,000円 → 約1,600ポイント(マリオット換算)
- クレジットカード還元(1%):60,000円 → 約600ポイント
月約2,500ポイント×12ヶ月=年間約30,000ポイント。これはマリオットなら2〜3泊分、ANAマイルなら国内線往復に相当します。
まとめ
出張が多いことは、マイル・ポイントを効率よく貯める絶好のチャンスです。やることはシンプルで、①会社ルールの確認 ②会員番号の登録 ③ポイント還元率の高いカードで支払うの3ステップだけ。今まで見逃していたポイントを、プライベートの旅行や特典に変えていきましょう!
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